万博関連の情報<発信:和歌山県>

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切断遺体の身元判明 和歌山市の38歳女性

2023年01月27日 19時17分

事件・事故社会

和歌山市の紀の川堤防道路に放置されていた車両などから、切断された遺体の入ったキャリーケースが見つかった事件で、和歌山西警察署はきょう(1/27)、この遺体が、和歌山市の38歳の女性と判明したと発表しました。

軽乗用車が放置されていた紀ノ川沿いの堤防道路(2023年1月20日)

警察によりますと、この女性は、和歌山市井辺(いんべ)の職業不詳、平柳奈都弥(ひらやなぎ・なつみ)さん38歳で、平柳さんの親族とのDNA鑑定の結果、身元が判明しました。

紀の川の下流で浮かんで死んでいるのが見つかった和歌山県内の50歳代の男性と交遊関係があったとみられるということです。

この事件は、今月18日の朝、紀の川で「人が流れている」との通報を受けた警察が、男性の水死体を発見し、その後、同じ日の夕方になって、「紀の川の堤防道路に放置車両がある」という通報を受け、トランクと、近くにある橋の橋脚の土台部分からキャリーケースを1つずつ発見し、中から切断された遺体が見つかったものです。

キャリーケースがあった橋脚の土台部分

放置車両は、男性が和歌山市内で借りたレンタカーで、車の近くには、男性のものとみられる衣服や靴が置かれていました。

また、DNA鑑定で、平柳さんは、今月17日頃に死亡したとみられていますが、死因は特定できていません。

警察は、死体遺棄事件として捜査していて、今後、男性と平柳さんとの関係を、さらに調べるとともに、男性が、どのように関与しているのか、共犯の有無を含めて捜査する方針です。

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