和歌山県では、雪のピークは過ぎましたが、きょう（２５日）は、冬型の気圧配置が続く見込みのため、積雪や路面の凍結による交通障害などに注意を呼びかけています。

和歌山地方気象台によりますと、降雪の観測地点がある和歌山市で、きょう午前３時頃、積雪の深さが４センチとなりました。昨夜１０時からの積雪量は、６センチとなっています。

また、きょうは、県内各地で軒並み今期最低の気温を記録しました。高野山で、マイナス８・９度となったのをはじめ、田辺市龍神で、マイナス５．６度、和歌山市や串本町潮岬で、マイナス２．２度となるなど、すべての観測地点で０度を下回る氷点下を記録し、多くの地点でこの冬一番の寒さとなりました。

また、各地で強い風も吹き荒れ、昨夜１０時には、南紀白浜空港で、最大瞬間風速２８．８メートルを記録しました。

気象台では、積雪や路面の凍結による交通障害に注意を呼びかけているほか、ビニールハウスの倒壊の恐れがあるとして、注意を呼びかけています。