県・鳥インフルまん延防止の緊急消毒へ
2023年01月24日 18時56分
和歌山県は、高い病原性を持つ鳥インフルエンザのまん延を防止するため、あす(25日)から、県内で100羽以上の家きん類を飼育する農場に消石灰を配布して、飼育舎や周辺の消毒を行ってもらうことにしています。
これは、去年(2022年)11月に、県内の2か所で高い病原性を持つ鳥インフルエンザが発生したことを受け、県が行うものです。
今回は、鶏やアヒル、ウズラ、キジ、ダチョウ、ホロホロ鳥、七面鳥を100羽以上飼育している県内全域の農場58か所・あわせておよそ62万羽の家きん類を対象に消石灰を配布して、飼育舎や周辺の消毒を行うものです。消石灰は県内のJAグループを通じて、あすから対象の農家に配布されます。
県・畜産課では「家きん類の肉や卵を食べることで、人が鳥インフルエンザに感染した事例は国内では報告されていない」と呼びかけています。