湯煙の中、かるた大会熱戦、仙人風呂で3年ぶり

2023年01月22日 15時35分

社会

田辺市本宮町の川湯温泉郷に冬だけ設けられる巨大な露天風呂「仙人風呂」で、きょう(22日)、浮かべた木札(きふだ)を取り合う「かるた大会」が開かれました。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、3年ぶりに開催されたもので、湯煙の中、15チーム、あわせて60人が熱戦を繰り広げました。

仙人風呂は、幅28メートル、奥行12メートルほどの大きな露天風呂で、川の底から湧く温泉を利用して、冬の間だけ設置されています。

「かるた大会」に使われた木札は、ハガキ大の杉板で、これまでは、出場者全員で1000枚を取り合っていましたが、今年(2023年)はコロナ対策のため、250枚を2つのチームが取り合う、トーナメント方式に変更して行われました。

かるたが読み上げられると、参加者は、札(ふだ)をめがけ、湯船の中を駆け回っていました。名古屋市から参加した38歳の男性は、「自然環境に恵まれた温泉の中で遊べて最高」と話していました。

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