令和４年度の和歌山県ＰＴＡ指導者研修会がきょう（２１日）３年ぶりに白浜町立総合体育館で開催され、新宮市出身で帝京大学ラグビー部前監督の岩出雅之（いわで・まさゆき）さんが講演を行いました。

岩出雅之さんは新宮市出身で、帝京大学ラグビー部では監督として全国大学ラグビー選手権大会で史上初の９連覇を含む１１回の優勝を果たしたラグビー指導者の第一人者で、現在は帝京大学スポーツ医科学センター教授、スポーツ局局長を務めいています。

講演はインターネットでもライブ配信され、このなかで岩出さんは、県内各地から参加したＰＴＡ関係者およそ５００人を前に「平成生まれの子育て論～教えすぎない～」と題し「子供には教えすぎず、でも放任せずサポートすることで子供が自ら考える力をつけられるよう指導しましょう」と語りました。

講演を聞いた４９歳の男性は「僕はサッカーですが同じ指導者として大変勉強になりました」と感心した様子で話しました。

このあと和歌山県ＰＴＡ指導者研修会では、人権や子育てなどのテーマに分かれた分科会活動や広報紙コンクール表彰式を行いました。