和歌山市のたい焼き店が受験生を応援「開運 恵方たい焼き」

2023年01月19日 16時45分

イベント社会経済

和歌山県和歌山市のたい焼き屋店が、受験生とその家族を応援しようと、志望校の名前を入れた桜色の「開運 恵方(えほう)たい焼き」を、来月(2月)1日から販売することになり、予約を受け付けています。

「開運 恵方たい焼き」を手にする「めでたいやき本舗」の貴志範彦店長(1月19日・和歌山市元町奉行丁)

これは、和歌山市元町奉行丁(もとまちぶぎょうちょう)のたい焼き店「めでたいやき本舗」の店長・貴志範彦(きし・のりひこ)さん61歳のアイデアで、この冬初めて行われる取り組みです。

いつも学校帰りに立ち寄る高校生が受験生となり、その後、浪人生活を送りながら志望校合格のため努力している様子に感銘を受けた貴志さんが、受験生や家族を応援しようと、「開運 恵方たい焼き」を開発したものです。

「開運 恵方たい焼き」と合格祈願カードのサンプル

たい焼きの皮は食紅で桜色に染められ、身体にはチョコペンで、志望校の校名と「祈 合格」の文字が大きく書かれていて、縁起の良い見た目になっています。

あわせて、恵方たい焼きの写真を名刺サイズにラミネート加工し、和歌山城近くの刺田比古(さすたひこ)神社で祈とうを受けた合格祈願カードも作成し、買った人にお守りとして渡すことにしています。

「すべての受験生を応援したい」と語る貴志店長

貴志さんは「受験生にとっての恵方は志望校の方角なので、そちらを向いて食べて開運してもらいたい。すべての受験生の頑張りを応援したい」と話しています。

「開運 恵方たい焼き」と合格祈願カードのセットは、「合格」の語呂合わせで1個税込み509円で、来月1日から受験シーズン中に販売されます。

店では、大学・高校・中学などの受験生や家族から事前の予約を受け付けています。電話番号は073(499)5002番です。

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