2021年産みかんの生産量・産出額ともに和歌山県が日本一
2023年01月18日 19時24分
農林水産省の統計によりますと、おととし(2021年)の全国のみかんの生産量は、和歌山県が14万7800トンとなり、18年連続で日本一となりました。2位は愛媛県で12万7800トン、3位は静岡県で9万9700トンと続いています。
また、産出額は、和歌山県が278億円で、こちらも7年連続で日本一となりました。前の年と比べて14億円少なくなっています。2位は愛媛県の271億円、3位は静岡県の230億円となっています。
和歌山県果樹園芸課は、おととしのみかんの出来について「裏年まわりで花の咲く量は少なかったものの、秋以降の雨が少なかったため、優良な実が確保された。さらに、JAグループと連携して、光センサー選果機を利用した厳選出荷も徹底し、産出額が7年連続で日本一になった。今後も厳選出荷を徹底し、優良品種への植え替えやマルチ栽培といった、より高い品質の生産を推進し、販売単価の工場をはかりながら、産出額1位を維持したい」とコメントしています。