和歌山市でインテリア家具店「＆Ｒｏｏｍ(アンドルーム)」を経営している株式会社東和(とうわ)と、美浜町(みはまちょう)で住宅建材を扱う株式会社丸紀(まるき)が、和歌山市民図書館に雑誌用の書架を寄贈し、きょう（１８日）和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長に目録を贈呈しました。

東和では、毎年夏にチャリティーセールを展開していて、売上げの一部を、持続可能な開発目標・ＳＤＧｓ(エスディージーズ)の４番目「質の高い教育をみんなに」に役立つ取り組みへ寄付しています。その一環として、今回、和歌山市民図書館に雑誌を陳列するための書架を寄贈することになったもので、東和の中野智一(なかの・ともかず)社長が、取引きのある丸紀の山田裕明(やまだ・ひろあき)社長に依頼して製作しました。

中野社長は「子どもは国の宝です。寄贈した書架が、少しでも市民図書館や和歌山市の子どもたちに役立てば嬉しいです」とあいさつしました。

尾花市長は「市民図書館は､今月（１月）７日に来館者が２００万に到達するなど、キーノ和歌山と連動した若者の取り込みが功を奏している。これからも大勢の人が楽しめる施設にしたい」とお礼を述べました。

書架は長さが３ｍ、高さが５０ｃｍのホワイトボード製で、あす（１９日）設置される予定です。