和歌山市で住宅火災1人死亡、放火容疑で夫婦逮捕

2023年01月15日 11時57分

事件・事故

昨夜(14日)、和歌山市内の住宅が全焼し、焼け跡から男性1人の遺体が見つかった火災で、この家に住む夫婦が、放火の疑いで、和歌山北警察署に逮捕されました。

現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、和歌山市大谷(おおたに)のいずれもパート従業員、前田翼(まえだ・つばさ)容疑者36歳と妻の志保(しほ)容疑者50歳の2人です。

警察の調べによりますと、2人は、きのう(14日)午後6時前、自宅1階のリビングに灯油をまいて火をつけ、木造2階建てのこの家を全焼させた疑いが持たれています。前田容疑者は、金銭などをめぐって、夫婦で、言い争いになったと話し、火をつけたことを認めています。

この家は、夫婦と20歳とみられる息子の3人暮らしで、前田容疑者は「当時、息子が家の中にいた」と話していることから、警察は、死亡した男性は、この息子とみて、身元の確認を進めています。

また、火災発生時は、自ら「1階のリビングが燃えている」と通報し、夫婦ともに、やけどを負い、病院で手当てを受けました。

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