第76回「県展」表彰式

2023年01月14日 16時40分

教育歴史・文化

和歌山県主催の美術展覧会「県展」の表彰式が、きょう(14日)和歌山市吹上(ふきあげ)の県立近代美術館で行われました。

岸本知事から表彰状を受け取る受賞者

76回目を迎えた今回の県展には、洋画、日本画、書、写真、工芸、彫塑(ちょうそ)、華道の7部門に304点の応募があり、164点が入賞や入選に輝きました。

受賞者を称える岸本知事

きょうは、県立近代美術館のロビーで表彰式が開かれ、岸本(きしもと・)(しゅう)(へい)知事から受賞者へ表彰状が贈られました。岸本知事は「みなさんは和歌山県の文化芸術のリーダー。これからも精進して、和歌山の文化や芸術の水準を上げていただくようにお願いを申し上げたい」と述べ、受賞者を称えました。

作品をじっくり鑑賞する来場者

工芸部門で最優秀賞を受賞した後藤(ごとう・)佳世子(かよこ)さんは「コロナや戦争など暗いニュースが多いので、そういったものが日本に入ってこないようにと思いを込めて作った作品。受賞は励みになるので嬉しい」と話していました。

第76回「県展」の本展はあす(15日)までで、華道を除く6つの部門の作品は県立近代美術館で、華道の作品は和歌山市の和歌山県民文化会館で展示されています。

また、今月(1月)18日からは小中学生の作品を展示する 「ジュニア県展」が開かれます。

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