九州各地の美味しい特産品を集めた、第２０回「九州うまかもん市(いち)」が、３年ぶりに和歌山市の近鉄百貨店・和歌山店で開幕し、初日のきょう（１１日）から、多くの買い物客で賑わっています。

「九州うまかもん市」は、近鉄百貨店和歌山店の新春恒例の大物産市ですが、去年（２０２２年）とおととし（２０２１年）は新型コロナウイルスの影響で中止となり、２０回目となることし（２０２３年）３年ぶりに開催されました。

会場の５階催事場には、福岡県の「博多とりかわ」や「辛子明太子(からしめんたいこ)」をはじめ、熊本県の「あか牛(うし)ミートパイ」、大分県の「中津(なかつ)からあげ」、長崎県の「豚の角煮」、鹿児島県の「さつま揚げ」など、九州各地の郷土料理やスイーツが勢揃いし、早速、主婦らが販売ブースに列を作って買い求めていました。

チキン南蛮を販売している宮崎県の「金の皿(きんのさら)」の店員は「カリッとして中がジュワっとしているのが特徴で、当店オリジナルのシイタケやサバの南蛮も好評です。南蛮が無くては宮崎を語れません」と語り、来店を呼びかけています。

また、きょうは特別に、熊本県の「営業部長」と「しあわせ部長」を兼務する人気のキャラクター・くまモンも３年ぶりに来店しました。くまモンは、熊本県の魅力をＰＲする歌に合わせたダンスを披露して会場を盛り上げました。

第２０回「九州うまかもん市」は、今月１７日まで、和歌山市友田町(ともだちょう)の近鉄百貨店和歌山店・５階催事場で開かれています。