商売繁盛を祈願する”十日えびす”はきょう（９日）が宵えびす、祝日に加えて穏やかな天候に恵まれたこともあって、えびす様をお祀りする神社では、多くの参拝客で賑わいました。

和歌山市吉田(よしだ)の東の宮恵美須(ひがしのみやえびす)神社にも多くの人が訪れ、今年１年の商売繁盛を祈願した後、福笹(ふくざさ)や熊手(くまで)などの縁起物を買い求めていました。

東の宮恵美須神社では、残り戎の１１日まで９万５０００人の参拝客を見込んでいて、福笹６０００個、熊手や宝船などの縁起物１万６０００個を用意して販売しています。

また、新型コロナウイルス感染予防のため、福笹などは今年も今月末までネットでも販売しています。

このほか、福引抽選会も３年ぶりに実施され、特に今年は、社務所と吉兆殿（きっちょうでん）の修復が完了したことから、これを記念して、ロボット掃除機やコードレスクリーナーなどの豪華賞品が用意されているということです。