【新型コロナ】和歌山県内2692人感染、一日の感染者数として過去最多
2023年01月06日 20時17分
和歌山県はきょう(1/6)、県内で新たに、0歳児から90代以上までの男女、あわせて2692人が新型コロナウイルスに感染し、一日の感染者数としては、過去最多となったことを明らかにしました。
感染者で新たに死亡したのは5人、新たに認定されたクラスターは4例です。
感染者数は、前日より792人増え、前の週の同じ曜日と比べて1279人増加しました。
県内の累計の感染者数は、死亡した403人を含め20万3350人となりました。
人口10万人あたりの直近1週間の感染者数は、県全体が1126人ちょうどで、前の日より138・5人増えました。
現在入院しているのは245人で、359床あるコロナ用病床の使用率は68・2%となっています。このうち、酸素投与を受けているのは68人で、国基準の重症患者は10人です。
死亡したのは、和歌山市の60代の男性と田辺保健所管内の80代の女性、それに新宮保健所管内の80代の男性と90代の女性2人のあわせて5人で、田辺保健所管内の80代の女性を除いていずれも基礎疾患がありました。
また、新たに認定されたクラスターは、和歌山市の病院をはじめ、橋本保健所管内の介護老人保健施設と通所介護事業所、御坊保健所管内の事業所で、クラスターの累計は986例となっています。
和歌山県内で確認された一日の感染者数が去年12月28日の2389人を超えて過去最多となったことを踏まえ、県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「あすから始まる三連休では、成人式などのイベントや、買い物など外出の機会が増えますが、引き続き、基本的な感染対策と体調管理の徹底を心がけていただき、症状がある場合は、早めに積極的に自主検査をして、オンライン診療を活用するなど、『感染しない・感染させない』ようお願いしたい」と強く呼びかけています。
ところで、患者の発生届と陽性者の登録者数は、あわせて2261人で、保健所管内別では、和歌山市が797人、岩出が345人、田辺が259人、新宮が215人、橋本が182人、湯浅が176人、御坊が174人、海南が113人となっています。