「はばたけ球児」加百正志アナウンサーが死去・80歳

2023年01月05日 20時02分

スポーツ社会

高校野球の実況やニュースキャスターとして活躍した、和歌山放送・元アナウンサーの加百正志(かど・まさし)さんが、けさ(5日)自宅で亡くなりました。80歳でした。

ありし日の加百正志さん(2022年9月30日・和歌山放送)

加百さんは岡山県の出身で、和歌山放送のアナウンサーとして、高校野球や社会人野球などのスポーツ実況で名を馳せたほか、報道キャスターとしても活躍し、人気を博しました。また、音楽番組でも温かみのある語り口が往年のリスナーから愛されました。

開局55周年記念番組「実況中継の55年」の収録に臨む加百さん(2014年7月・和歌山放送)

さらに、高校野球の実況アナウンサーとして、毎夏、熱戦を繰り広げる球児たちへの応援歌「はばたけ球児」と「青春を突っ走れ」がレコード化されるなど、歌声でもリスナーを魅了しました。

家族によりますと、加百さんは、きのうまで異常なく過ごしていましたが、けさになっても起きてこないため寝室へ見に行ったところ、亡くなっていたということです。

加百さんの葬儀は家族葬で行われます。  

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