貴志川線「たま駅長」の絵本・この秋発売へ

2023年01月05日 20時02分

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和歌山電鉄貴志川線の猫の駅長「たま」を題材にした絵本が、この秋、全国の書店で発売されることになりました。

これは、きょう(5日)紀の川市貴志川町(きしがわちょう)の貴志駅で開かれた、たま駅長の就任16周年記念式典のなかで、和歌山電鐵の小嶋光信(こじま・みつのぶ)社長が、参加者へのサプライズとして発表したものです。

絵本は、たまが2007年1月に貴志駅の駅長に就任してから、2015年6月に亡くなるまでの、沿線の乗客や観光客、それに後任の駅長ニタマとの心温まるエピソードを忠実に再現し、絵本作家の羽尻利門(はじり・としかど)さんが絵本に仕上げるもので、子どもから大人まで楽しく読める内容となる予定です。

和歌山電鐵では「たま駅長が亡くなって8年が経ちますが、いまだ、メディアやネットで話題になるなど、名誉永久駅長の務めを果たしてくれています。絵本は、まさに”リアルたま駅長物語り”といった内容になるので、楽しみにして欲しい」と話しています。

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