市高OBの小園・松川両選手が同校野球部に寄付
2023年01月05日 20時01分
和歌山市立和歌山高校野球部OBで、横浜DeNAベイスターズの小園健太(こぞの・けんた)投手19歳と、千葉ロッテマリーンズの松川虎生(まつかわ・こう)捕手19歳の2人が、きのう(4日)和歌山市役所を訪れ、市高(いちこう)野球部の発展のためにと、それぞれ寄付金400万円、あわせて800万円を尾花正啓(おばな・まさひろ)市長に贈呈しました。
小園投手と松川捕手はともに大阪・泉南地方の出身で、中学時代から市高野球部にかけてバッテリーを組み、おととし(2021年)の春の選抜高校野球大会に出場しました。
小園投手はDeNAに、松川捕手はロッテに、どちらもドラフト1位で入団し、松川捕手は、去年(2022年)4月のオリックス戦で佐々木朗希(ささき・ろうき)投手との世界最年少バッテリーで完全試合を達成するなど、プロ1年目にして脚光を浴びています。
きのう午前9時半ごろ、和歌山市役所の市長室を訪れた2人は、尾花市長に寄付金の目録を手渡し、小園投手は「プロ野球選手になって、何か母校に形に残る恩返しをしたいと思っていました。寄付が出来てとても嬉しく思います」とあいさつしました。
松川捕手は「プロになって母校へ寄付することは目標のひとつ。高校時代に色々なことを学べた恩返しとして、後輩にはノビノビと野球を楽しんで欲しい」と語りました。
寄付を受けた尾花市長は「大変感謝している。市高の後輩たちも2人の背中を押してくれている。頂いた寄付は野球部の発展に役立てたい」とお礼を述べました。