年賀状・元日配達開始、和歌山中央郵便局で出発式
2023年01月01日 16時11分
元日のきょう(1/1)、和歌山市の和歌山中央郵便局で年賀状配達の出発式が行われ、配達員の乗った赤いバイクが、次々に、郵便局をスタートしていきました。
きょう午前7時半から行われた出発式では、24人の配達員を前に、野田哲也(のだ・てつや)局長が、式辞を述べ、「年賀状は日本が誇る文化で、大切な方への一年で最初の贈り物。コロナ禍で県外の家族や友人と会う機会が少なかったと思いますが、こうした時だからこそ、手紙やはがきをもらうことの嬉しさやあたたかさを、年賀状を見て感じていただけるのではないかと思います。この後、出発しますが、真心を込めて配達してほしい」と呼びかけました。
続いて、来賓として出席した、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長が挨拶し、「年賀状は、心と心が触れ合える大切なもの。いまか、いまかと待っている多くの市民の皆さんに心のこもった便りを届けていただきたい」と話しました。
このあと、出席者の拍手の中、職員の号令で24台の配達用バイクが出発していきました。
日本郵便近畿支社によりますと、元日のきょう、和歌山県内で配達される年賀状は、774万通で、去年(2022年)と比べて14%減っています。
また、今年(2023年)のお年玉付き年賀はがきの当選番号の抽選は、今月(1月)15日に行われます。