和歌山城で元日恒例イベント 初日の出&歩こう会
2023年01月01日 16時09分
新年を迎えたきょう(1/1)、和歌山城では、初日の出を拝もうと多くの人が訪れ、城の周辺では、元日恒例のイベントに参加した人たちが歩いたり走ったりしていました。
和歌山城には、初日の出を見ようと、早朝から多くの人が訪れ、天守閣やその周辺で太陽が顔を出すのを待ちました。
和歌山市の日の出時刻である午前7時5分には、東の空が明るくなったものの、太陽は見えず、初日の出を待っていた人たちは、「まだ太陽があがってこない。おととしも同じような感じで、しばらく粘って光が差してきたので、もう少し待ってみます」「思ったより見えず、残念。今年は、笑って楽しい一年にしたい」と話していました。
和歌山城の天守閣は、きょう午前6時から3時間にわたって無料開放され、天守閣前広場では、先着1000人に記念のかわらけが、配布されました。
また、訪れた人たちは、日付入りの記念スタンプを押したり記念撮影をしたりして、新しい年を祝っていました。
一方、和歌山城の周辺では、ウォーキングやジョギングを楽しむ「新春つれもて歩こう走ろう会」が3年ぶりに通常通り開催されました。
このイベントは、市民に、爽やかな汗を流して新年を迎えてもらおうと、和歌山市と市スポーツ推進委員連盟が、1980年から毎年行っているもので、今年(2023年)で44回目です。
主催者は、去年、おととしと、感染症対策のため、開会式や一斉スタートは行わず、干支の入った記念メダルの配布だけを行ってきましたが、今年は、3年ぶりに通常通り開催しました。
参加者は、午前7時から行われた開会式のあと、1・7キロメートルのファミリーコースと、2・2キロメートルの健脚コースに分かれてスタートし、和歌山城の周辺を歩いたり走ったりしていました。
そして、ゴールの砂の丸広場で、参加者は、今年の干支、うさぎの入った記念のメダルを受け取っていました。