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【新型コロナ】和市の病院に臨時発熱外来 きょうから設置

2022年12月30日 20時26分

社会福祉・医療

新型コロナウイルス感染症の患者が増加する中、和歌山県はきょう(12・30)から来年1月3日までの年末年始期間中、感染者数の多い和歌山市の病院に臨時の発熱外来を設置し、解熱剤を処方するほか、抗原キットを配布しています。

県は、医療体制を強化するため、県内の医療機関に対し、土曜の午後や休日の診療も行うよう呼びかけ、これまでに159の医療機関が対応していますが、新型コロナウイルス感染者数が今週に入って過去最多となるなど、感染者が増加していることを踏まえ、さらに体制を強化したものです。

県は、県医師会から医師の派遣などの協力を得て、年末年始のきょうから来年1月3日までの期間中、和歌山市西田井(にしたい)にある誠祐(せいゆう)記念病院の駐車場に、ドライブスルー方式の検査と、診断、解熱剤の処方を行う臨時の発熱外来を設置しています。

対象は、15歳から65歳未満で症状の軽い人で、妊婦は除きます。

診療を受けられるのは、一日につき60人までとなっていて、Webの予約フォームから申し込む必要があり、前日の午前9時から当日の午前7時まで受け付けています。

初日のきょうは、60人の定員に対し、33人が予約したということです。

また、誠祐記念病院の駐車場では、年末年始の期間中、軽い症状のある人や濃厚接触者で無症状の人を対象に、抗原検査キットが、ドライブスルー方式で無料配布されます。配布期間はきょうから1月3日までの毎日午後2時から4時までで、予約の必要はありません。一日につき500セット限定の配布となります。

なお、土曜の午後や日曜・祝日も診療を行う159の医療機関の一部は、年末年始も診療が可能で、開設している医療機関は、12月30日が70、31日が45、1月1日が43、2日が49、3日が48の医療機関となっていて、詳しくは、県のホームページで確認できます。

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