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有吉佐和子記念館、愛用のウサギの絵柄茶わんなど展示

2022年12月29日 22時54分

歴史・文化社会

作家有吉佐和子の東京の住宅を復元し、和歌山市に今年(2022年)開館した市立有吉佐和子記念館では有吉佐和子が愛用したウサギの絵柄の茶わんなどを展示公開しています。

この茶碗には、有吉佐和子の長女で、卯年生まれの玉青(たまお)さんが10才の時に茶道を始めた際、有吉自身がウサギの絵付けをしています。

有吉佐和子がウサギの絵柄を絵付けした茶碗

記念館では、このウサギを館のシンボルとして、ロゴマークにすることとし、茶碗を来月(1月)末まで会館で展示しています。また迎春展示として有吉家で使われていたお屠蘇のセットやかつて秘書を務めた日本舞踊の家元で舞台の脚本や演出を担当した故我妻徳穂(あずま とくほ)の色紙も期間中展示されています。

有吉家の屠蘇のセット(有吉佐和子記念館で)

記念館によりますと有吉家では正月に食べる雑煮は元日と2日がすまし汁の雑煮で、3日が白みその雑煮だったということです。

有吉佐和子記念館の年内の開館はきょう(29日)までで、新年は5日から開館します。

門松の飾りつけも終わり迎春準備も整う(有吉佐和子記念館で)

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