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岸本知事・元公設第一秘書の末次氏を特別秘書任命へ

2022年12月27日 16時42分

政治

和歌山県の岸本周平(きしもと・しゅうへい)知事は、きょう(27日)衆議院議員時代の公設第一秘書や政策担当秘書を務めた末次啓了(すえつぐ・ひろよし)氏55歳を、来月(2023年1月)1日付けで、特別秘書に任命することを明らかにしました。

末次氏を特別秘書に任命する理由を説明する岸本知事(12月27日・和歌山県庁・知事室)

末次氏は、1991年4月から2000年6月まで、元・衆議院議員の故・中西啓介(なかにし・けいすけ)氏の私設秘書や公設第一秘書を務めたあと、2009年8月から岸本氏の公設第一秘書、2010年9月からことし(2022年)9月までは政策担当秘書を務めました。

岸本知事は、特別職の指定に関する条例に基づき、来月1日付けで末次氏を特別秘書に任命することを決めたものです。

理由について岸本知事は「私は元国会議員だったため、政務と公務を出来るだけフェアに分けるために、長年、私の政策秘書を務めた末次さんに、県庁で働いてもらうことにした」と述べました。

また、末次氏の具体的な業務内容については「例えば、政務の日程調整や政務案件の窓口などを担当してもらうことになる。県庁に政務担当秘書を置いた方がメリットが大きいし、職員の負担軽減にもなるので、公務は知事室長に、政務は特別秘書に分担する方が良いと判断した。私自身、公務と政務を分担し、自らを律する意味でも良いと思う」と説明しました。その上で岸本知事は「運用上問題点が生じた場合は、適宜、最適な方法を考える」と話しています。

仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)前知事は特別秘書を付けなかったため、和歌山県知事が特別秘書を任命するのは、さらに1代前の木村良樹(きむら・よしき)元知事以来となります。

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