白浜町のレジャー施設アドベンチャーワールドで、きのう（２４日）、メスで２歳のジャイアントパンダ、楓浜(フウヒン)に、クリスマスリースをかたどったプレゼントが贈られました。

楓浜は、名前に植物の楓(かえで)が使われていることから、クリスマスリースは、それにちなんで、カエデの葉の形をした氷などを、直径２メートルの輪のように並べたもので、屋外にある運動場の芝生に設置されました。楓浜は、プレゼントの氷を抱え込んだり、転がしたりして遊んでいました。

飼育スタッフの男性は、「特別な一日になってほしいと思い、用意した。プレゼントを気に入ってくれたようでうれしい」と話していました。

楓浜は、おととし（２０２０年）１１月、アドベンチャーワールドの１７頭目の赤ちゃんとして誕生しました。新型コロナウイルスの影響で、繁殖に取り組む中国人スタッフが来日できない中、初めて日本人スタッフだけで出産させました。