第37回「wbsラジオ・チャリティ・ミュージックソン」特別番組スタート
2022年12月24日 18時13分
目の不自由な人や障害者のための募金を呼びかける和歌山放送ラジオの特別番組「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」が、クリスマスイブのきょう(24日)正午にスタートしました。
ラジオチャリティミュージックソンは和歌山放送のほか、東京のニッポン放送や北海道のSTVラジオ、福岡のKBCラジオなど全国11のラジオ局が、目の不自由な人や障害者のための募金を呼びかけるクリスマス恒例のチャリティイベントで、和歌山放送では、ことし(2022年)で37回目となります。
今回のテーマは「歩き出そう」で、きょう正午にスタートした特別番組では、和歌山市出身の落語家・桂枝曾丸(かつら・しそまる)さんと和歌山放送の中川智美(なかがわ・ともみ)アナウンサーが、和歌山市の近鉄百貨店・和歌山店1階の特設スタジオから公開生放送を行いました。
この中で、和歌山市の職員として勤務する全盲の山崎浩敬(やまさき・ひろたか)さんと、通勤のため路線バスを利用している山崎さんのバスの乗り降りを手助けしている和大附小の児童や卒業生をゲストに、互いの交流「暖かな小さい手のリレー」を紹介しました。
また、和歌山県警察音楽隊のクリスマスコンサートの模様や、街頭募金基地「愛の泉」からのリポート、ミュージックソンに参加している11局を中継してエールを交換する「声の握手」も放送されました。
特別番組は、あす(25日)の正午まで放送され、午前9時から、県立和歌山盲学校の先生と生徒や卒業生をゲストに招き、盲学校の歴史や学校生活などについて詳しく話を聞くほか、障害のある人を積極的に雇用している和歌山市のコンビニエンスストアをレポートします。
和歌山放送ラジオではミュージックソンの特別番組に合わせて、県内のスーパーマーケットなどに募金基地「愛の泉」を設置しているほか、きょうは、和歌山市と田辺市、新宮市でチャリティーオークションやチャリティーバザーを展開しました。
寄せられた募金は「通りゃんせ基金」として、音の出る信号機の設置や、福祉施設などに機器を提供することに役立てられます。
募金の受付は来年(2022年)1月末まで行っています。皆様の温かいお気持ちをお寄せ下さい。