和歌山県社協が施設にコメなど提供のオークワに会長感謝状
2022年12月23日 19時11分
和歌山県社会福祉協議会は、賞味期限が近くなった精米などを県内の福祉施設や生活困窮者に寄贈している、和歌山市のスーパーマーケット大手・株式会社オークワに、きょう(23日)会長感謝状を贈呈しました。
オークワは、去年(2021年)8月、食品ロスの削減と生活困難者を支援する協定を和歌山県社協と結び、
県内各地の社協を通じて、子ども食堂や障害者福祉施設、高齢者施設、それに、生活困窮世帯などに、賞味期限が近くなった精米を寄贈していて、協定締結後から今月(12月)にかけて、27回にわたり、あわせて3400キロあまりの精米を寄贈しました。
きょう正午前、和歌山市手平(てびら)の和歌山ビッグ愛で、県社協の南木芳亮(なんき・よしあき)常務理事が、オークワの大桑弘嗣(おおくわ・ひろつぐ)社長に感謝状を贈呈しました。
南木常務理事は「提供された食品の配分を通じて県内各地の社協同士のネットワークの連携がより緊密になることが、地域の支えになっている」とお礼を述べました。
大桑社長は「この取り組みが、支え合う地域づくりの実現に貢献していることを認識するとともに、今後も社協の協力を得ながら、積極的に取り組みたい」とあいさつしました。