和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長は、けさ（２３日）ことし（２０２２年）最後の定例記者会見を開き、２０２２年について「カジノを含む統合型リゾート・ＩＲをめぐる住民投票条例案の議会審議や、和歌祭(わかまつり)４００年大祭など、いろいろな事があった」と振り返りました。

尾花市長は、けさの定例記者会見で記者からことし１年を振り返っての感想を聞かれ、ＩＲ誘致の是非を問う住民投票条例案が議会で否決されたことや、和歌祭４００年を記念する大祭が和歌山城の周辺と和歌浦で盛大に行われたことなどをあげ「いろいろな事があった」と述べました。

また、先月（１１月）の和歌山県知事選挙で初当選した岸本周平(きしもと・しゅうへい)知事についても触れ「子育て政策に力を入れるとのことで、和歌山市のスタンスにも近く、期待している。県と市が連携して、市民が幸せになれるまちづくりに取り組みたい」と期待を込めました。

なお、きょうの記者会見では、来年の元旦（２０２３年１月１日）和歌山城周辺での「新春つれもて歩こう走ろう会」と、和歌山城天守閣の早朝無料開放を、３年ぶりに通常開催することなども発表されました。