岸本知事初登庁・仁坂前知事から引き継ぎ
2022年12月19日 12時31分
任期満了に伴う和歌山県知事選挙で初当選した岸本周平(きしもと・しゅうへい)知事66歳が、きょう(19日)県庁に初登庁し、 岸本県政1期目を本格的にスタートさせました。
岸本知事は、きょう午前9時半ごろ、公用車で県庁正面玄関前に到着し、およそ500人の職員や県議会議員らの拍手と、秘書課の奥野真帆(おくの・まほ)さんからの花束の歓迎を受けました。
岸本知事は「県政の舵取りを担う責任の重さを痛感した。県政を行う上で、選手が市町村、監督が議会議員で、我々県庁は監督と選手がプレーしやすい環境を提供する。みんながスクラムを組んで着実に一歩ずつ進めたい」とあいさつしました。
岸本知事は、まず知事室に向かい、知事のイスに初めて着席しました。そして「座り心地は普通のイスと一緒だが、責任の重さを痛感しているので大変緊張する。これから職員と一緒に勉強しながら、選挙の公約を踏まえて、県の課題についてひとつひとつ取り組みたい」と意気込みを語りました。
このあと、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)前知事が知事室を訪れ、岸本知事と業務の引き継ぎ書にサインしました。仁坂前知事は「どうぞ、よろしくお願いします」と述べて、岸本知事に県政のリーダー役を託しました。