ウクライナ国立歌劇場が来日 1月10日に和歌山市で公演

2022年12月17日 17時40分

イベント歴史・文化

ロシアの侵攻を受けたウクライナの首都キーウにある「ウクライナ国立歌劇場」の来日公演が神奈川県民ホールでのきょう(17日)の公演を皮切りに、来年(2023年)1月10日の和歌山市での公演など、1月15日まで全国14都市で合計26公演が行われます。

メンバーは、戦禍のウクライナで今なお舞台に立ち続け、ウクライナの芸術を守り続けているアーティストたちおよそ200人で、きょう(17日)から来年(2023年)1月15日まで全国14都市をまわってバレエの「ドン・キホーテ」、ベートーベンの交響曲第9番、それにオペラの「カルメン」など26の公演を行います。

和歌山では、1月10日の午後6時30分から和歌山市和歌山県民文化会館大ホールでオペラ「カルメン」が上演されます。

公演のスタートを前にきのう(16日)、メンバー4人が横浜市で記者会見し抱負を語りました。

歌劇場のバレエ芸術監督に今月就任した寺田宜弘(てらだ・のぶひろ)さんは、「日本から世界中の人に、ウクライナの芸術は生きていると証明できる」と力を込めました。

バレエのリハーサルも公開され、最高位に当たるプリンシパルのオリガ・ゴリッツァさんは上演する「ドン・キホーテ」について、「明るく前向きな演目で、ウクライナ人は負けないということを伝えたい」と笑顔を見せていました。

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