アドベンチャーワールドの永明などパンダ3頭、中国の研究機関へ

2022年12月15日 19時41分

社会

白浜町のレジャー施設アドベンチャーワールドで飼育されているジャイアントパンダの永明などパンダ3頭が来年(2023年)2月に中国の研究施設に送られることになりました。これはアドベンチャーワールドが発表したもので施設に残るパンダは4頭になります。中国の研究施設に送られるのは雄の永明と永明の双子のこども雌の桜浜と桃浜です。永明は日本最高齢の30才です。

中国で繁殖のためのパートナー探しが行われることになっていて、来年1月中旬から1カ月かけて3頭の健康状態を確認するということです。

和歌山県の仁坂吉伸知事は、「日中両国友好の懸け橋となり、国内外からの観光客誘致や地域振興にも大きく貢献してもらったことに感謝申し上げるとともに、長きにわたりパンダファミリーの大黒柱として活躍いただいた永明には本当にお疲れさまでしたと申し上げます。3頭のパンダのさらなるご活躍を願うとともに、今後も日中両国の友好交流がより一層深まるよう和歌山県としても努力してまいります」とコメントしています。

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