年賀状引受開始 和歌山中央郵便局でセレモニー

2022年12月15日 19時02分

イベント社会

年賀状の引受がきょう(15日)から全国一斉に始まり、和歌山市の和歌山中央郵便局では、幼稚園児が参加して、3年ぶりに記念のセレモニーが行われました。

和歌山中央郵便局前で開かれたセレモニー(2022年12月15日)

セレモニーでは、はじめに、和歌山中央郵便局の野田哲也(のだ・てつや)局長があいさつし、「年賀状は大切な方への1年で最初の贈り物です。コロナ禍で大切な方に気軽に会うこともできず、触れ合うことも困難になることもある昨今、皆様の思いをぜひ年賀状に託してください。1通1通の年賀状に込められた大切な思いを、元旦に1通でも多くお届けできるように社員一丸となって取り組みます」と話しました。

挨拶した野田局長

続いて、和歌山市立岡山幼稚園に通う園児24人が「雪」や「やぎさんゆうびん」などの童謡を合唱したあと、家族に向けてちぎり絵や折り紙を貼ってウサギを表現した年賀状を1人ずつポストに投函しました。

合唱の様子を撮影する園児の保護者ら

年賀状を投函した園児は「ママとパパにあけましておめでとうと書きました」「来年は小学生になるので、友達を作って勉強を頑張りたい」と話しました。

また、セレモニーでは、日本郵便オリジナルキャラクター「ぽすくま」とともに、特別ゲストとして招かれた和歌山県PRキャラクターのきいちゃんが、県民に向けて書いた年賀状も披露されました。

子どもたちの人気を集めた「ぽすくま」(左)と「きいちゃん」

和歌山中央郵便局によりますと、今年(2022年)の元旦の年賀状配達数は、全国で10億2978万通で、2010年と比べて半減していて、13年連続での減少となっています。また、和歌山県内で今年の元旦に配達された年賀状は、およそ902万通となっています。

郵便局では「年賀状を元旦に届けられるよう、ぜひ早めに出していただきたい」と呼びかけています。

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