和歌山県コロナ感染拡大で休日の対応などを強化
2022年12月13日 19時42分
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、和歌山県は休日の診療態勢を強化したり、自主検査の陽性者を対象にオンラインでの診療を行うなど医療態勢を強化します。
きょう(13日)県が発表した新たな対応策は今月17日の土曜日から県内の119医療機関の協力を得て医療機関が休診となる土曜午後や日曜祝日でも受診ができるようにします。
また今月(12月)24日から自主検査をした人で陽性となり、陽性者登録センターに登録済みの人を対象にオンラインによる診察や薬の処方を行うなどします。
このほか、新型コロナウイルス感染症の疑いがある人で、無症状の濃厚接触者や15才から65才未満で基礎疾患がなく、妊娠していない人を対象に
抗原検査キットの配布申込みができるようにします。
県内では1日の感染者数が1000人を超える日も多く、23ある感染者受入の医療機関のうち10カ所で院内感染が発生しているなど
新型コロナウイルス感染者の入院が困難になっているほか、その他の疾患救急の受入態勢にも影響が出ています。県福祉保健部の野尻孝子技監は、マスクの着用や手洗いなどの感染予防体制を徹底するとともに重症化しやすい高齢者や小児は
早めの受診を行うなど感染予防と早期の受診を呼びかけています。