【鳥インフル】和歌山市の搬出制限区域・15日午前0時で解除

2022年12月13日 19時56分

社会

先月末(11月)和歌山市の養鶏農場で発生した高い病原性を持つ鳥インフルエンザに伴い、和歌山県が、養鶏農家から半径3キロから10キロ以内に設定している搬出制限区域を、今月(12月)15日の午前0時に解除することになりました。

和歌山県は、発生直後に、養鶏農場から半径3キロから10キロ以内の範囲を搬出制限区域に設定し、卵や家きん類の区域外への搬出を禁止していますが、農場で飼育していた鶏およそ4万2千羽の処分や周辺の消毒など防疫措置が完了して10日が経過し、農林水産省と協議した結果、今月15日の午前0時に、搬出制限区域を解除することを決めました。

これに伴い、和歌山市内の3か所に設置した消毒ポイントのうち、県立紀三井寺公園の消毒ポイントを15日で撤去することも併せて決まりました。

なお、農場の半径3キロ以内に設定されている、範囲内の家きん類の移動を禁止する移動制限区域は、防疫措置完了後21日が経過する、今月26日の午前0時で解除される見込みです。

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