和歌山県はきょう（１０日）、新たに９０４人の新型コロナウイルスの感染と２人の死亡、５件のクラスターを確認したと発表しました。

県によりますと、きのう（９日）午前０時からの２４時間に、ＨＥＲ・ＳＹＳ（ハーシス）・新型コロナウイルス感染者等情報把握管理支援システムに入力されて新たにわかった感染者は、乳児から９０歳代以上の９０４人で、前の週の同じ曜日を１４８人上回りました。

また、田辺保健所管内の８０歳代の女性と海南保健所管内の８０歳代の女性の死亡が確認され、亡くなった人はあわせて３１１人となりました。

新たなクラスターは５件で、橋本保健所管内の病院で７人、田辺保健所管内の特別養護老人ホームで１３人、新宮保健所管内のグループホームで１１人、海南保健所管内の有料老人ホームで２８人、御坊保健所管内の小学校で６人の感染が確認され、県は、８２８例目から８３２例目のクラスターに認定しました。

入院中は２２９人、病床使用率は７３・９パーセントで、県内の累計の感染者は死亡した３１１人を含め、１６万６３１１人となりました。

一方、自ら検査して陽性者登録センターに登録した軽症の人などを合わせた感染者は９８４人で、保健所別の内訳は、和歌山市が４０９人、田辺が１３７人、岩出が１１７人、湯浅が９８人、御坊が７０人、海南が６７人、橋本が５９人、新宮が２７人です。