親子で様々な手作り体験や化学実験などができる「紀州っ子 アドベンチャーフェスタ」がきょう（１０日）和歌山市で開かれ、大勢の親子連れでにぎわいました。

これは、わかやま「体験の風をおこそう」運動推進実行委員会が主催で、子どもたちに、自然体験や外遊びといった体験活動の機会を提供しようと開かれたもので、ことしで３回目です。

和歌山市手(て)平(びら)の和歌山ビッグ愛には、紀州材を使ったものづくり体験やスノードームづくりなど２０のブースが用意され、およそ９００人が参加しました。

おもちゃドクターが手伝いながら、家にある壊れたおもちゃを親子で修理するブースに来ていた小学３年の女子児童は「壊れたときは直ると思っていなかった。元に戻って嬉しい」と話していました。

実行委員のメンバーで県青少年育成協会の飯島(いいじま・)孝(たか)志(し)事務局長は「体験を通じて、子どもたちの想像力や自立心、協調性を高めていただければ」と話していました。

わかやま「体験の風をおこそう」運動推進委員会によりますと、次回の「紀州っ子アドベンチャーフェスタ」は、来年（２０２３年）１２月に開催予定で、来年１月２２日には、由良町の県立白崎(しらさき)青少年の家で、クラフト体験や火起こしなどの体験ができる「すいせん祭」を開催予定だということです。