和歌山県に特殊詐欺等注意報 警察官名乗り予兆電話

2022年12月09日 16時31分

社会

和歌山県内で、警察官を名乗る人物から詐欺の予兆電話がかかってきているとして和歌山県警察本部が、そうした電話かかってきた場合には、すぐに電話を切って警察に連絡するよう呼びかけています。

県警生活安全企画課によりますと、詐欺の手口は、警察官を名乗る人物から電話があり、「キャッシュカードを確認する」「暗証番号を教えて」などと言って、警察官や金融機関の職員を騙る人物が自宅を訪れ、キャッシュカードを回収したり、犯人が用意した偽物のカードとすり替えたりしてだましとり、現金を引き出すものです。

県警は、「電話で通帳やキャッシュカード、口座番号や暗証番号などの話が出れば、それはすべて詐欺の手口なので、絶対に他人にキャッシュカードを渡したり、暗証番号を教えたりしないでほしい」と呼びかけています。

そして、こうした電話があれば、すぐに電話を切って県警の特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤル0120・508・878「これは わなや」に電話をして確認するよう呼びかけています。

また、留守番電話機能付きの電話機や、電話機に外付けの自動録音機をつけて「この通話は録音されています」などの警告文が流れるよう設定することもでき、県警は、こうした機器の利用も推奨しています。

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