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紙芝居を楽しむ 世界KAMISHIBAIの日

2022年12月07日 19時23分

イベント社会

日本独自の文化財である「紙芝居」に親しんでもらおうというイベントがきょう(7日)、海南市の海南nobinosで開かれ、およそ40人が紙芝居の世界を楽しみました。

これは、毎年12月7日が「世界KAMISHIBAIの日」であることにちなんで、紙芝居文化の会・和歌山とぽぽんた文庫の共催で開かれたものです。

紙芝居文化の会は、「紙芝居を愛する人、興味のある人、演じたい人など、さまざまな人が国境を越えて出会い、交流する場」を目的に2001年に発足した団体で、日本各地だけでなく、世界51の国と地域にも会員が在籍しています。また、和歌山県内では、保育園や幼稚園に勤めていた人などが中心となり、2006年頃から活動しています。

きょうのイベントでは、和歌山市出身の絵本・紙芝居作家、まついのりこさんの作品や、クリスマスやお正月をテーマにした作品などが演じられ、訪れた親子連れらが、演者の語りに応えながら一体となって楽しんでいました。

「おやつを配ってあげるから手を出してごらん」と呼びかけて・・・

初めて参加したという女性2人組は、「紙芝居は、観客と一緒につくっていくものだと知りました。2歳の孫がいるので、次は連れてきたいです」と話し、0歳の子どもと参加した母親は「たまたまNOBINOSに立ち寄って知りましたが面白かったです。また参加したいです」と話していました。

会場には親子連れの姿・・・

紙芝居文化の会の運営委員を務める池田光子(いけだ・みつこ)さんは「見てくれた人は、『良かったよ~、若返ったみたい』と喜んでくれます。紙芝居は起承転結がはっきりしていて、作者の伝えたいものをみんなで共感できるのが魅力です。絵本とともに紙芝居も大事にしてもらえたら、素敵な世界が、未来が、人生が広がると思いますと話し、「これからも紙芝居の文化を広めていきたい」と意気込んでいました。

紙芝居を演じる池田さん

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