和歌山県と東武トップツアーズが観光振興で協定
2022年12月06日 12時29分
和歌山県は、2025年の大阪・関西万博や串本町の小型ロケット発射場、修学旅行やワーケーションなどの誘客や情報発信などで連携するため、きのう(5日)東京の旅行代理店・東武(とうぶ)トップツアーズと協定を結びました。
東武トップツアーズは、前身の東武トラベル時代から、県内の自然環境を活かした「ほんまもん体験」を首都圏の修学旅行生向けに誘客し、とくに東武鉄道沿線の埼玉県からの修学旅行客誘致に成功し、和歌山を魅力的な修学旅行先にラインナップさせる実績を上げています。
新型コロナ禍もウィズコロナの局面に入り、県では、これまでの修学旅行に加え、2025年の大阪・関西万博や、串本町の小型ロケット発射場の本格稼働など、インバウンドも含めた観光需要の回復を見込んで、改めて、東武トップツアーズとの連携を強化し、首都圏や関西圏からの誘客と情報発信を活性化させようと、協定を結んだものです。
きのう、県庁の知事室で、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事と東武トップツアーズの百木田康二(からきた・やすし)社長が、協定書にサインしました。
仁坂知事は「これまでの修学旅行や万博などに加え、ワーケーション誘致などでも知恵を拝借したい」と期待を込めると、百木田社長は、早速、小型ロケット発射で観光の活性化が期待される、串本町のロケット見学ツアーの案を提示し「和歌山の豊かなロケーションを最大限に活かした観光プランを作りたい」と意気込みを語りました。