丹生官省符神社の大絵馬「卯」に掛け替え
2022年12月04日 17時33分
九度山町の世界遺産、丹生官省符(にうかんしょうぶ)神社できょう(4日)、本殿前にある大絵馬が、今年(2022年)の干支「寅(とら)」から来年(2023年)の「卯(う)」に掛け替えられました。
大絵馬は、五角形の板で、幅およそ3メートル、高さ2・1メートルあり、青い波の上に、干支にちなんだ白ウサギ9匹が跳びはねていて、これは、本殿にある
白ウサギと波の彫刻をモチーフに、地元の画家が絵の具で描いたものです。
新旧の大絵馬のお祓いをした宮崎志郎(みやざき・しろう)宮司は「来年は、将来に向かって跳びはね、みんなが元気になっていただきたい」と話しました。
丹生官省符神社は、高野山を開いた弘法大師空海(こうぼうだいし・くうかい)がおよそ1200年前に創建したと伝わっています。