冬野菜を高野山金剛峯寺に奉納
2022年12月02日 17時00分
高野町の高野山真言宗総本山金剛峯寺できのう(1日)山麓の橋本市で栽培された高野山麓精進野菜の奉納式が行われました。奉納式は、生産者や橋本市の平木市長らが参加して行われました。
奉納されたのは、キャベツや白菜、ホウレンソウなど15種類およそ20キロです。橋本市は高野山の精進料理で使う野菜の生産地です。かつてはふもとの集落でとれた旬の農産物を高野山に納める習慣があり、生産者やJAなどでつくる「高野山麓農産物産地化協議会」がこの習慣に基づいて、一昨年から季節の野菜を収めています。奉納式には大きな2つの籠に盛られた野菜は新鮮で、色も鮮やかです。野菜を受け取った加藤栄俊(かとう えいしゅん)法会部長は「ブランド化が進む高野山麓精進野菜を弘法大師に供えさせていただく」と話していました。