白浜町(しらはまちょう)の「アドベンチャーワールド」で鳥インフルエンザが発生したことに伴い設定された、半径３キロ以内の卵や家きん類の移動を禁止する移動制限区域が、今月４日の午前０時に解除されることになりました。

県によりますと、アドベンチャーワールドでは、鳥インフルエンザの発生後の先月（１１月）１１日、飼育されていたアヒルやダチョウなどの家きん類６３羽を処分し、翌１２日までに消毒などの防疫措置を完了しました。この間、県では、白浜町と上富田町の２か所に養鶏関連車両の消毒ポイントを設けています。

防疫措置が完了して３週間が経過し、県と農林水産省が協議した結果、今月４日の午前０時で、移動制限区域を解除することになったものです。

解除に伴い、白浜町十九渕(つづらぶち)のしらとりスポーツ広場北グランド側駐車場に設置していた消毒ポイントを、撤去することも決まりました。

なお、国や県では、現在、日本で鶏肉や卵を食べることで人が鳥インフルエンザへ感染する可能性は無いので、根拠のない噂などで混乱することのないよう呼びかけています。