和歌山市の1か月の宿泊客 今年10月は過去最高

2022年12月01日 09時17分

社会経済

今年10月、和歌山市内で宿泊した日本人宿泊客数は1か月単位としては過去最高の7万5千人に達したことが和歌山市観光課の調べで分かりました。

新型コロナの水際対策が大幅に緩和され全国旅行支援が始まったことなどが好影響を与えたと見ています。

市によりますと市内での今年10月、1ヶ月間の日本人宿泊者は昨年より5500人増えているほか、新型コロナウイルスの感染が本格化する前の令和元年10月と比較しても5000人あまり増えています。

外国人宿泊者は1252人で、インバウンド需要が好調だった令和元年の10月の8300人には達していませんが、昨年の10月より1000人以上増えています。

また今年1月から9月までの日帰り観光客数は262万5千人で、前の年の同じ時期よりおよそ75万人増えています。

市では城ブームや友ヶ島への観光などが大きく寄与しているとみていて、和歌山市の尾花正啓市長は、「地元でのイベントなど民間の方々もいろいろな取組みをしてくれている。今後も市民と一緒になって和歌山の観光を盛り上げたい」と和歌山市の観光に手応えを感じています。

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