【知事選】仁坂知事・岸本新知事に「バランス取りつつ思う存分に」
2022年11月28日 18時18分
来月(12月)16日の任期満了をもって、4期16年務めた和歌山県政のリーダーを退任する仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、知事選挙から一夜明けたきょう(28日)の定例記者会見で、次の知事に決まった岸本周平(きしもと・しゅうへい)氏に対し「思う存分にやってもらうことで、県の勢いを更に高めて欲しい」と述べました。
会見で仁坂知事は改めて岸本氏の当選を祝福し「新知事がすぐに滑り出して、思う存分腕が振るえるように、いろんな準備をしているところだ」と述べました。
その上で、今後の岸本氏の県政運営については「みんなが、とくに県庁全体が協力出来る体制を整えている。県民からは沢山の要望が寄せられると思うので、どのようにしたら良い塩梅(あんばい)にバランスを取って良い県政をしていくかが、岸本氏をはじめ、全国の知事全員に求められる」とアドバイスを送りました。
仁坂知事は、あす(29日)から開会する12月定例県議会に臨み、議会閉会翌日の来月16日・金曜日に任期満了を迎えます。