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【知事選】岸本周平氏・当選から一夜明け「責任の重さ痛感」

2022年11月28日 18時19分

政治社会

きのう(27日)投票が行われた任期満了に伴う和歌山県知事選挙で初当選し、16年ぶりの新しい知事に決まった岸本周平(きしもと・しゅうへい)氏66歳が、一夜明けたきょう(28日)早速、和歌山市内の街頭に立ち、有権者に立礼しました。

当選の翌朝、交差点で立礼する岸本周平氏(11月28日・和歌山市田中町)

岸本氏は、きのうの知事選挙で、ほかの新人候補2人を大きく引き離す24万6519票を獲得しました。

けさ7時ごろ、岸本氏は和歌山市田中町(たなかまち)の県道交差点に立ち、およそ1時間半にわたって、出勤途中のドライバーや横断歩道を渡る人々に手を振ったりおじぎをしたりしながら、知事選挙初当選の立礼を行いました。

岸本氏は「責任の重さを痛感し、がんばらなアカンという心境になっている。沢山の票を頂いたので、期待に応えられるよう気合いを入れないといけない。これから県の職員と一緒になって、市町村長や県議会議員とスクラムを組んで、一歩でも前へ進めるよう頑張る」と意気込みを語りました。

一夜明けの記者会見で笑顔を見せる岸本氏(11月28日・和歌山市屋形町)

また午前11時半ごろには、和歌山市屋形町(やかたまち)の選挙事務所で記者会見を開き「県内30市町村それぞれに様々な課題があるので、それらをさらに掘り下げていく。市町村長と連携を取り、県の職員からアイデアを得ながら、トータルの県の方向性は、私の人脈も活用して、全国的に活躍しているような方々に来てもらい、知的なプラットフォームを作りたい。17日間の選挙戦を通じて、農林水産業の振興が大きな課題と確信したので、その点から勉強したい」と今後の方針を示しました。

岸本氏の1期目の任期は、来月(12月)17日からの4年間です。

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