【知事選】新知事に岸本周平氏当確

2022年11月27日 20時30分

政治社会

新人3人による選挙戦となった任期満了に伴う和歌山県知事選挙の投票がきょう(11/27)行われ、和歌山放送の取材で、岸本周平(きしもと・しゅうへい)さん66歳の初当選が確実となりました。

当選確実の報を受け万歳する岸本氏(写真中央)

岸本さんは、和歌山市出身・在住の66歳で、旧大蔵省や経済産業省の官僚を経て、2009年、衆議院和歌山1区に立候補して初当選し、連続当選5期目の途中で知事選挙に転戦しました。

現職の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が立候補しなかったことから新人3人による戦いとなった今回の選挙で、岸本さんは、第1次産業の振興や人口減少対策などを訴えました。

また、選挙には、政治団体「新党くにもり」前代表の本間奈々(ほんま・なな)さん53歳と、共産党・新人で、元和歌山市議会議員の松坂美知子(まつざか・みちこ)さん66歳が立候補し、県が誘致を進めたカジノを含むIR(アイアール)=統合型リゾート施設への反対や、消費税率の引き下げなどを訴えましたが、及びませんでした。

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