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【知事選】投票始まる、今夜、新知事誕生へ

2022年11月27日 10時50分

政治

新人3人による選挙戦となった任期満了に伴う和歌山県知事選挙の投票が、きょう(27日)午前7時から、県内で一斉に始まりました。投票は、午後8時まで行われ、即日開票され、16年ぶりに新しい知事が誕生します。

知事選挙に立候補しているのは、届け出順に、無所属・新人で、政治団体「新党くにもり」前代表の本間奈々(ほんま・なな)候補53歳と、共産党・新人で、元和歌山市議会議員の松坂美知子(まつざか・みちこ)候補66歳、それに、無所属・新人で、自民・立憲民主・国民民主、社民党県連が推薦する前衆議院議員の岸本周平(きしもと・しゅうへい)候補66歳の3人です。現職の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が立候補しなかったため、16年ぶりに新人3人による選挙戦となりました。

本間候補は、県が誘致を進めていたカジノを含むIR(アイアール)=統合型リゾート施設への反対を唱え、松坂候補は、子育て支援の充実や消費税率の引き下げを主張、岸本候補は、第1次産業の振興や人口減少への対策を訴えました。

投票は、きょう、県内818の投票所で、一部を除いて午後8時まで行われ、即日開票されます。当日有権者数は、78万7349人です。

県選挙管理委員会のまとめによりますと、午前10時現在の投票率は4・16%で、4年前の前回選挙の同じ時刻に比べ、0・38ポイント低くなりました。また、告示日翌日(11日)からきのう(26日)まで行われた期日前投票では、有権者の18%あまりにあたる14万3060人が投票を済ませました。

知事選挙に際して、県選挙管理委員会の小濱孝夫(こはま・たかお)委員長が「これからの和歌山県を託す県民の代表を選ぶ大切な選挙です。棄権することなく選挙権を行使されることを心から希望いたします」などとする談話を発表しました。

和歌山放送ラジオでは、今夜8時前から、「新しい和歌山県知事に聞く」と題し、報道特別番組を放送します。

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