ENEOS和歌山製油所が持続可能なSAF燃料製油所に決定

2022年11月24日 18時49分

社会経済

トータルエナジーズと石油大手のENEOS株式会社は使用済みの食料油などを原料にした航空燃料を精製する製油所として有田市のENEOS和歌山製油所で行うことを決め、事業化に向けた調査を行うことになりました。当初予定していた根岸製油所から計画を変更しました。これは両社がきょう(24日)発表したもので今後両社が合弁会社を設け将来的には年間30万トンのSAFと呼ばれる航空燃料を製造する計画です。2026年までに日本における量産供給体制を構築することにしています。

今回の事業化調査の対象製油所に和歌山製油所が選ばれたことについて和歌山県の仁坂吉伸知事は、「SAFは航空分野の二酸化炭素削減に有効な手段で今後確実な需要が見込まれる。その核となる拠点を和歌山に選んでいただけたことは非常に喜ばしいことであり、事業化が実現し、和歌山が国産SAFの一大製造拠点となっていくことを期待したい。県を挙げて全力で応援してまいります。」とコメントしています。また地元の有田市と海南市もコメントを発表し、支援や協力の姿勢を示し歓迎しています。

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