第6回きのくに建築賞、最優秀賞は丹鶴ホール
2022年11月20日 17時43分
第6回きのくに建築賞の最終審査会がきょう(20日)、和歌山市の県立近代美術館2階ホールで開かれ、最優秀賞に、新宮文化複合施設「丹鶴(たんかく)ホール」が選ばれました。
この賞は、県内の建築士協会と建築士事務所協会、建築家協会近畿支部和歌山地域会の3団体で構成するまちづくり協議会が、県内の建築文化の向上や活気ある魅力ある美しいまちづくりを目的に選考されています。
今回は、応募作品から、最終審査に残った県内の5つの建築物について審査が行われました。その結果、地域環境やさまざまな条件をクリアし、木材を有機的に使用した新宮文化複合施設「丹鶴ホール」が最優秀賞に選ばれました。
また、優秀賞には、有田市民水泳場「えみくるARIDA(アリダ)」が、審査員特別賞には、和歌山市の紀三井寺ケーブル・山麓駅がそれぞれ選ばれました。山麓駅は、オンライン投票による、きのくに県民賞にも選ばれました。また、県内産の木材を使用し、その特性を生かした作品に贈られる、紀州材賞には、和歌山市の和歌山城ホールが選ばれました。
会場では表彰式も行われました。