わかうらダンス20日明光通り商店街で披露

2022年11月16日 14時51分

歴史・文化社会

和歌山市和歌浦に古くから伝わる歌謡の一種うた沢(うたざわ)に合わせて踊るわかうらダンスが今月(11月)20日和歌浦の明光通り商店街で披露されます。このダンスは彩の国さいたま芸術劇場監督でダンサーの近藤良平(こんどうりょうへい)さんが、中心となり振り付けを考案したものです。うた沢(うたざわ)の「和歌の浦」は、江戸時代から歌い継がれていた歌謡の一種で、地元の名所が盛り込まれています。口伝えで伝承されていたため知る人が少なくなっていましたが、明治時代に出版されたアコーディオンの楽譜が見つかり、メロディーが判明しました。和歌浦の活性化につなげようと地元の人らでつくる和歌の浦ファンタスティコのメンバーの働きかけでダンスが出来上がりました。今月20日午後2時から和歌浦の明光通り商店街を地元の子どもたちや地元の人ら有志が筝曲家(そうきょくか)の西陽子さんらの演奏に合わせて練り歩きます。

当日は、振り付けを考案した近藤さんも連に加わり踊りを披露します。また前日の19日には近藤さんらが市立和歌浦小学校で子どもたちに踊りなどを指導するワークショップが開かれます。和歌の浦ファンタスティコ代表の西本直子さんは、誰でも踊れる優しい踊りなので多くの人に参加してほしいと呼びかけています。

WBSインフォメーション

WBSショッピング55