アドベンチャーワールド、臨時休園継続

2022年11月13日 16時42分

災害・防災社会

白浜町の「アドベンチャーワールド」で、高病原性鳥インフルエンザの感染が確認された問題で、園では、対象の処分や施設の消毒などの防疫措置は完了したものの、当面のあいだ、臨時休園すると発表しました。

アドベンチャーワールドでは、今月(11月)10日に、飼育していたアヒル6羽が死んでいるのが見つかり、翌日(11日)、遺伝子検査で、高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されました。

これを受けて和歌山県は、家畜伝染病予防法で定められた家禽(かきん)を対象に、この日、ダチョウとエミュー、アヒル、ガチョウのあわせて57羽を殺処分しました。また、きのう(12日)朝までに、家禽の飼育施設の消毒や、処分された家禽や排せつ物、エサの焼却も終えたということです。

また、アドベンチャーワールドでは、鳥類44種、およそ850羽を飼育していますが、今回、法律の対象外となるペンギンやフラミンゴの殺処分などは行いませんでした。

アドベンチャーワールドでは、県など関係行政機関と協議の上、防疫措置は完了したものの、他の鳥類の経過観察が必要と判断し、安全確認のために、全エリアを対象とした防疫対策を継続し、当面のあいだ、臨時休園するとしています。

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