第１０２回全国高校ラグビーフットボール大会への出場をかけた和歌山県大会はきょう（１２日）、和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場で決勝が行われ、近大和歌山が和歌山工業に勝って２年連続４回目の優勝を果たしました。

近大和歌山は、持ち味の足を生かした展開攻撃で試合開始早々の前半１分にトライを奪うなど２つのトライで１２対０とリードを奪いました。

これに対して和歌山工業も得意のフォワード戦に持ち込んで２トライを挙げ、１２対１２で前半を終了しました。

後半３分、近大和歌山は、敵陣１０メートル付近のラインアウトから左へ展開し、由本（よしもと）が左中央にトライ。ゴールも成功して１９対１２と再びリードを奪うと２４分には相手の反則からペナルティーゴールを決めて２２対１２と突き放し、そのままノーサイド。

近大和歌山が２年連続４回目の優勝を果たし、来月（１２月）２７日に大阪の東大阪市花園ラグビー場で開幕する第１０２回全国高校ラグビーフットボール大会に県代表として出場します。