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「介護の日」理解深めて! 県内各地で街頭啓発

2022年11月11日 21時13分

社会福祉・医療

介護に対する国民の理解を深めるため制定された「介護の日」のきょう(11/11)、和歌山県内各地で街頭啓発が行われました。

JR和歌山駅前で行われた街頭啓発活動(2022年11月11日)

「介護の日」は、高齢者や障害者に対する介護に関し、国民への啓発を重点的に行うための日として、厚生労働省が定めたもので、和歌山県内では、この日にあわせて県内103の事業所が加盟する県訪問介護事業所協議会が、毎年、街頭啓発を行っていて、今年も、和歌山市や田辺市など県内6ヶ所で行われました。

このうち、和歌山市のJR和歌山駅前では、協議会のメンバーら10人が出て啓発グッズのマスクを配布し、「介護の日」をアピールしました。

和歌山県訪問介護事業所協議会の島由佳子(しま・ゆかこ)会長は、「自宅での介護であっても、介護は一人でするものではない、ということに意識を向けてもらい、皆で介護について考えられる環境を作ってもらいたい。厚労省から『最後の砦』とも言われた介護ヘルパーさんは、新型コロナに感染した人の自宅を訪問して必要なサポートをしてきました。協議会という組織があって、何かあったときに相談できることを覚えておいてほしい」と呼びかけていました。

配布中のマスクには介護の日のPR(示してくれたのは 島会長)

県内では、和歌山市のほか、橋本市、御坊市、田辺市、串本町、古座川町の駅前やスーパーマーケット前でも街頭啓発が行われました。

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